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わたくしたち自由民主党は、昨年6月、4年の長きにわたり維持してきた自民・社会・さきがけの連立政権を解消し、深刻化する経済不況下で行われた7月の参議院選挙において大敗致しました。そして、その後、開催されたいわゆる金融国会においては参議院の逆転状況を逆手にとった野党各党の党利党略的なやり方で大混乱。結果として、株価は暴落、個人資産の大幅な減少のみが、もたらされたかたちとなりました。
「景気がただならぬ状況下、これでは更に国民に不安感を与える」と、危機感を高めたわたくしたち自由民主党では、早速、政策的にも共通している部分が多い小沢一郎氏の自由党と連立政権を組むという結論に至ったのであります。
しかし、政局不安は決して払拭されたわけではなく、国民の間には依然として、根強い政治不信・政党不信が存在致しております。
わが党としては、こうした厳しい客観情勢の中で参院選敗退以来これまでの間、政治に対する国民の信頼を回復するため、大型国家予算の出動や、地方に比して手薄といわれていた都市関連政策の充実化等により、目にみえるかたちで政治判断を行って参りました。
そうした成果と国民の皆様方のわが党への評価が、今度の4月に予定されている第14回統一地方選挙で試されることになります。同選挙は、今世紀最後の大きな地方選挙であり、わが国民主政治の基盤をなしている地方政治の安定を確保し、個性豊かな活力に満ちた地域社会を実現できるか否かを問う重要な選挙であります。
また、この選挙は、来るべき衆議院議員総選挙の準備体制を整えるうえで多大なる影響を与えるものであり、わたくしたちはこの選挙を極めて重要な前哨戦として位置づけております。
統一地方選挙を迎えるにあたり、わたくしたち自由民主党が地方政策について主張したいのは次の2点であります。まず、(1)現在の大規模予算の浸透も含めた景気対策の効果を地域の隅々まで行き渡らせること、そして、(2)国と地方を通じて、個人や民間の力を最大限生かすための「簡素で効率的な政府」を実現することであります。
わたくしたち自由民主党は、経済再生や行財政改革、地方分権の推進、党の構造改革を背水の陣をしく覚悟で推進し、統一地方選挙を全力で戦い抜きます。皆様方におかれましても、より一層のご支援・ご指導をよろしくお願い申し上げます。
○我孫子市長選挙・沼南町長選挙の結果について
(我孫子市長選挙について)
1月17日の我孫子市長選挙につきましては、即日開票の結果、皆様方のご支援を得て、わたくしたち自由民主党推薦の福嶋浩彦現市長が再選を果たされました。福嶋市長は、これまでも、市政に「コスト意識」と「政策面での柔軟な発想」を取り入れられ、常に市民とともに歩む行政を行ってこられました。そうした実績に対する高い評価が今回の結果に繋がったと考えられます。自由民主党我孫子支部も、井手口魁先生を中心として全力で支援致しました。わたくし桜田義孝と致しましても、これまで以上に福嶋市長との関係を強化し、引き続き我孫子市発展のために力を尽くして参る覚悟であります。
| 我孫子市長選挙得票数 |
| 当 |
福嶋浩彦 |
31,985票 |
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吉松たつき |
5,510票 |
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無効票 |
459票 |
(沼南町長選挙について)
1月24日の沼南町長選挙につきましては、自由民主党推薦の藤川清現町長が再選を果たされました。藤川町長は、戸井田三郎元厚生大臣秘書官・第一秘書として培った政治経験をフルに生かし、これまで沼南町発展のため、陣頭にたって町政を遂行されてこられました。社会福祉会館建設(事業費5億円)における2分の1の補助金確保や北千葉導水路事業の国と町との約束項目16項目中、実現されていない曙橋の新規着工などの諸事業に大変な情熱を傾けられて、わたくしともども二人三脚でこれらの課題に実現の目処を立てつつあります。藤川町長は、今後も、住みよいまち・沼南のため力強く活躍されるものと期待しております。わたくし桜田義孝も沼南町発展に全力を注ぐ覚悟であります。
| 沼南町長選挙得票数 |
| 当 |
藤川 清 |
9,276票 |
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渡辺忠史 |
2,227票 |
○手賀沼再生プロジェクト−生活空間倍増戦略プラン−
(生活空間倍増戦略プランと「手賀沼の浄化」)
わたくしは、最近よく、手賀沼で泳いだ子供の頃の夢をみます。そして、それから30年たった今、手賀沼は、わたくしたちの手によって、美しい昔の姿とは似ても似つかない全国汚染度ワーストワンの「ドブの沼」としてその姿を晒しています。そして、今回、わたくしは、現在、わたくしが関係市町村と協力して推し進めている、まさに夢のような、「手賀沼再生プロジェクト」についてお話しようと思います。
このプランが実現の運びとなれば、今後5年間のうちに手賀沼の水は利根川の水質並みにまで再生することとなり、周囲の自然環境を一変させます。
(生活空間倍増プランの一環としての地域戦略プラン)
昨年9月、小渕総理により、国民がゆとりと潤いのある活動ができるよう、「生活空間倍増戦略プラン」が打ち出されました。生活空間倍増戦略プランは、具体的に、一人当たりの住宅床面積を今後5年間で欧米並み(一人当たり40?弱)に引き上げることや電柱の地中化・都市部の再開発による買い物空間の増大、遊空間や高齢者にやさしいまちづくりの拡大など、これまで、どちらかといえば、道路・下水・港湾と縦割り硬直的であった公共土木事業について、「生活のゆとりとうるおい」をキーワードに、「政策性」を前面に出して実現することをねらいとしたものであります。
そして、この生活空間倍増戦略プランの一環として、都市と地方の各地域が自らテーマを選んで、複数の市町村が広域的な連携のもとに、向こう5年間を視野において、活力とうるおいのある生活空間を創造するための総合的な「地域戦略プラン」を、地域市町村が主体となって自発的に策定することとなりました。
このプランにつきましては、国土庁が中心となって、5年間で総額4兆円の予算を確保し、全国400ヶ所の地域において、一地域あたりの事業規模100億円を用い、実現を図っていくというものであります。
(地域戦略プランの想定規模と今後のスケジュール)
(1)地域の数……………………………400ヶ所程度
(2)1地域あたりの事業規模…………平均して約100億円
(3)総額(5年間)……………………4兆円程度
―― 原則として、平成11年1月末までプランの骨子を提出。同3月までにプラン提出。
(地域戦略プランでいまこそ手賀沼再生の実現を!)
以上のような生活空間倍増のための地域戦略プラン実現にあたって、重要なカギになるのは、(1)果たして問題意識を共有する関係市町村の自発的な協力体制を確保できるかという点と、(2)限りのある100億円の事業規模で、「生活にうるおいを与える」という意味で周辺環境を一変させるような空間倍増を実現させることができるか、の2点であります。
そして、わたくしは、地元である柏・我孫子・沼南で、これにピッタリのプランは、ヘドロの総除去による手賀沼浄化・再生しかないと考えたわけであります。全国汚染度ワーストワンの手賀沼浄化は、政治的立場を超えた地元のまさに悲願でありました。
(なぜ今、手賀沼再生なのか?)
生活空間倍贈・地域戦略プランでなぜ手賀沼再生なのか?すなわち、全国汚染度ワーストワンを独走し続ける手賀沼の汚染は、ひとえにわたくしたち沼の周囲に住む人間の日常生活こそがもたらしたものであり、大気、水質、土壌といったありとあらゆる空間における環境問題を抱えるわたくしたち人間と自然との今後の共生関係を考えるうえで、今や、象徴的な存在となっているといっても決して過言ではありません。
今こそ、小渕内閣の生活空間倍増・地域戦略という考え方を活用しつつ、人間生活にとってプラスで、方や自然環境改善のためにもプラスという21世紀に向けたあるべき公的投資のひとつの姿、ひとつの帰結として、今回の地域戦略プランの中で、この「手賀沼再生プロジェクト」
を実現することは極めて大きな意味をもつと確信する次第であります。
(どのようにして手賀沼を再生するのか?)
よく、こういう意見が聞かれます。「桜田さん、この手賀沼には知事や環境庁長官が何度も視察に来ているようだが、手賀沼は一向にきれいにならないじゃないですか。きれいにならないのなら、知事でも大臣でも何度来ても同じことだ」。
わたくしは常々そのとおりだと思っていました。
手賀沼が一向にきれいにならないのは、依然、沼の底から3分の2がヘドロでいっぱいだからです。現在、県が毎年3〜4億円を費やしている浚渫工事では新たに入ってくるヘドロを除去しこれ以上の汚染の進行・悪化を防ぐというだけであり、手賀沼をきれいにすることにはなりません。つまり、手賀沼を再生するには、この溜りに溜まった、65万トンにもなる「ヘドロ」を、一挙に除去する必要があるのです。ヘドロの浚渫には、運搬と処理を含めて1トンあたり1万6千円かかるとみられますので、事業総額は約100億円になります。
わたくしは、地域戦略プランの100億円を活用し、一気に手賀沼を浄化すべきであると考えます。いうまでもなく、これは、入り込んでくる水についての浄化施設は引続き充実させていくという前提であります。浚渫したヘドロについては、周囲に森林公園やマラソンコースを造成するなどして有効活用すれば良いでありましょう。周遊バスを走らせるというのも一案かもしれません。これまでも、箱モノを作ったりする手賀沼周辺の有効活用の案などはたくさん出ておりましたが、肝心の沼本体が相変わらず悪臭を放っていたのでは話になりません。手賀沼周辺の自然環境の有効利用と空間倍増は、手賀沼本体に魂を入れてこそ、初めて意味をもってくるのであります。
現在、わたくしは、手賀沼周辺域におけるこの案を、地域戦略プランのパイロットケースに指定していただけるよう、各般への働きかけを開始したところであります。すでに、この案件に関連し、わたくしが仲介役となって、関連省庁、県、関係市町村と合同で、国会内で第一回の会合をもっております。
そして、この席において、各関連自治体の手賀沼浄化に対する意気込みと、環境庁や建設省を始めとする関係省庁の全面的な支援体制を確認することができました。今後、具体的なプランの提出期限である3月までに、関係機関で詳細を詰めていくことになります。
しかしながら、このプランは、千葉県・柏市・我孫子市・沼南町という複数の自治体と、国土庁・環境庁・農水省・建設省といった複数の省庁にまたがっているため、その実現にあたっては、関係機関における多大なる調整コストが想定されます。したがって、全体的な視野に基づく、政治のリーダーシップを欠かすことはできません。
わたくしといたしましては、地元選出の衆議院議員として、引続き、この「手賀沼再生プロジェクト」の推進に全力投球したいと考えます。また、このプロジェクトの推進にあたっては、既に千葉県関係で、我孫子選出の井手口魁県議会議員の絶大なるご指導・ご支援をいただいております。ヘドロの浚渫に関しては、基本的に県の事業(負担割合は国と県で折半)であるため、県事業部サイドの了承が必要となりましたが、井手口県議会議員が即日、県の説得を行ってくださいました。
「手賀沼で泳げるようになる」。この夢の実現に向かってわたくしは全力でがんばります。そして、これには皆様方のご支持・ご支援が不可欠であります。どうか、より一層のご支援・ご理解を、わたくし、桜田義孝に賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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