こんにちは、衆議院議員桜田義孝です。
さて、今回は、私が推進してきた地域公約の柱である国道16号バイパス問題について報告したいと思います。先の4月27日に国土交通省では、永年の懸案であった国道16号バイパスについて、私の公約どおり、手賀沼や台田地区等住宅密集地を迂回する「利根川沿いルート」を最終的な叩き台として検討していくことを決定しました。私も、自分の公約がかたちとなりつつあるということで、本当にうれしく思っています。今回は、もともとの経緯を含めて詳細に説明させてください。
(悪名高き国道16号線、渋滞損失・環境破壊・交通事故・・・)
いうまでもなく国道16号線、特に柏市周辺は異常に混んでいます。今でも柏市から千葉市街中にいくのに優に二時間はみなくてはいけません。県議会議員で千葉市に通っていた頃から、とにかく何とか改善する必要があると感じていました。具体的な数値でみても、柏インターチェンジから大島田間の「渋滞損失時間」は1kmあたり年間34万時間であり、全国平均の年間2万qの実に17倍にもなっています。
時間損失の問題だけではありません。渋滞がひどいということは、それだけ長時間に渡って排気ガスが撒き散らされますし、イライラして交通事故もそれだけ多く発生しかねないなど、地域にとってとても見過ごせない問題なのです。今後、つくばエクスプレス沿線の開発が進み、周辺人口が増えていくと状況はますます悪化することでしょう。まさに「ちょっとずつ動く長大な駐車場」ができるようなものであると、先行きを懸念する声が徐々に増えつつあるのです。
(もはや対症療法では限界の国道16号線渋滞対策!)
こうした状況を受け、私としても日々の議員活動の中で、千葉県や柏市とも協力・連携をとりつつ、渋滞箇所の個別的改善に係わる要望活動を展開し、この結果として、現在、国土交通省千葉国道工事事務所では、ボトルネックとなるバス停箇所等の改善対策がとられてきました。しかし、やはり根本的な対策として、国道16号バイパスを早期に実現し、通過車輌を円滑に柏市内を通らずに出していくことが必要なのです。
(住環境・自然環境に大きく影響を与える旧ルート案の問題点)
国道16号バイパスについては、もともと国土交通省の方で、現在の16号線と比較的近くを通り、手賀沼や台田地域上を通る案として計画をされてきました。しかし、我孫子市をはじめとして、地元からはこのルートを心配する声が多かったので、国土交通省の方では、平成13年7月に、当時はやりのパブリック・インボルブメント方式(市民との直接対話による公共事業検討方式)により、千葉柏道路協議会が立ち上げられ、この台田・手賀沼通過ルート案について、市民や学識経験者の意見を聞くことになったのです。しかし、当協議会は、結局、「会議は踊る、されど進まず」で、なかなか具体的な議論が進みませんでした。
(桜田義孝発案の利根川沿いルートを選挙公約に!そして叩き台決定へ!)
この間、私としても、国道16号線の渋滞解消のためには、もっと別な方法があるのではないかと識者と検討を重ねて参りました。そして、最終的に渋滞解消をする一方、手賀沼をはじめとする自然環境や市民生活への影響を極力抑える「利根川沿い=手賀沼迂回ルート」を導き出したのです。
そこで平成17年9月総選挙では、選挙公約の目玉として、既存ルートの白紙撤回と、この国道16号バイパス利根川沿いルート案を訴えました。有権者の皆様方からも多くの反響が寄せられ、大半は私の案として進めてもらいたいというものでした。最終的には無事当選させていただき、国土交通省とも具体的な協議を開始、結果として、平成13年に設立した千葉県柏道路協議会が平成18年に5項目の提言をして一旦閉じ、その後新設された『千葉柏道路検討会(国・県・関係6市等行政主体)』で具体的なルートについて検討されてきました。
そして、冒頭申し上げたように、4月27日、同会で、私の構想通りの利根川沿いルートが「具体的に検討すべき案」として決定されたのです。予定では、今後、@市民意見の把握、A概略計画の公表、B二回目の市民意見の把握といった各プロセスを経て、来年春くらいまでにはC概略計画の決定・公表がなされる方向です。今後は、私も後押しした第三者機関である千葉柏道路沿線会議が、皆様方とのコミュニケーション窓口となって、さまざまな意見を吸い上げていく予定です。ドンドン意見をお寄せいただければと思います。
(政治家にとって公約達成の意味とは・・・)
「政治家は所詮選挙のときだけ・・・」という声をよく聞きます。私は、そういうことを言われる政治家だけには絶対なりたくないと常々思い、当選以来、活動して参りました。このたび、私のライフワークともいえるこの国道16号バイパス問題において、大きく前進できたということで、感慨ひとしおであります。
政治家にとっては、政治公約を守り、ぶれず、最終的に実現することこそ一番重要なことであると思います。そういう意味で、今回は図らずも、記念すべき絆100号で、このような報告ができ幸せであります。
今後ともより一層、地域のため、国のため、邁進していく所存です。この国道16号バイパス問題についても、しっかりとフォローしつつ、計画策定の各段階で情報を公表しながら、具体的な検討を進めて参ります。引き続き御指導・御支援をよろしくお願い申し上げます!
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