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| 53号 菅民主党代表は北朝鮮拉致問題で国民に謝罪せよ! |
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皆さん、こんにちは、桜田義孝です。今回は北朝鮮問題について、改めて皆さんと共に考えてみたいと思います。
今や、帰国された五人の方のニュースが取り上げられない日はありません。北朝鮮に連れ去られた方々のほんの一部とはいえ、忽然と消えてしまった日本国民が何十年ぶりに無事に戻ってくることができたことを国民みんなが歓迎している。こうした光景を見る時、私は改めて、小泉総理のリーダーシップで、本当に、よくここまで北朝鮮による拉致問題が前進したものだなあと感慨深い思いが致します。
以前は、北朝鮮政府もずっと拉致を否定し続け、わが国の一部の偏向政党も、「拉致問題は日本のでっち上げ」などと主張しておりました。また、秘書給与で辞職した大阪府選出の前衆議院議員などは、自分のホームページで「日本は植民地支配で多くの人を苦しめておきながら、若干名の拉致問題で大きくでるのはフェアじゃない」などと、被害者家族の神経を逆撫でするような暴言を披露していたほどです。さらに驚くべきは、原敕晁さんを拉致し、その後、原さんになりすまして拉致工作を日本国内で行なっていた工作員本人である、辛光洙(シン・ガンス)の助命嘆願書に、民主党の菅直人代表をはじめ、野党の多くの議員が署名していたというのですから、信じられません!社民党の土井党首は謝罪しましたが、菅民主党代表からは未だ謝罪の声が聞こえてきません。一部所属議員に地元で署名活動などをやらせる前に、まず、菅直人民主党代表本人が、国民に即刻謝罪すべきであります。
今になって、彼らの多くは、「北朝鮮は嘘をついていた」、「われわれは騙されていた」、「北朝鮮は許せない」などと釈明に躍起でありますが、だまされていたのは彼らだけであり、ほとんどの国民は拉致事件を確信し、ただ国交のない不安定な関係の中で、なかなか打つ手がないことに苛立っていただけだったのであります。
そして、その重い重い解決への扉を開いた政治家こそ小泉総理であります。私は、実は安倍晋三官房副長官と懇意にしておりまして、よく私的な勉強会も開催しております。ですから、北朝鮮正常化交渉に関わるいろいろな裏話を聞く機会が多いといえます。そうした中でも、小泉総理の最終的決断こそが拉致問題を前進させたと繰り返し話されておられます。「共同宣言に拉致という言葉を盛り込まなかった」等批判するのは簡単ですが、これだけのことを成し遂げるというのは、近年稀に見る外交成果であり、与野党通じても他の政治家では到底成し得なかったであろう決断と実行の早さに、私は心から敬意を表したいと思います。
さて、最近、一部メディアでは、曽我ひとみさんの家族への単独インタビューを北朝鮮ペースで報道したり、「拉致被害者を北朝鮮へ一回戻すべきだ」という意見がぬけぬけと罷り通ったりと、あまりにひどい内容のものも目立ってきています。
北朝鮮の報道工作にわが国のメディアが協力しているとすれば、全く許される話ではありません。一部政党と同様、国民に深く謝罪すべきものであると私は確信致します。メディアの影響力は甚大です。北朝鮮のペースに乗らず、実りある交渉結果を勝ち取るためには、もっと国民国家としての団結が必要であると思います。外国に惑わされた世論をつくるべきではありません。また、外交的にコメ食糧支援を余儀なくされるようなことは絶対に避けるべきであります。
北朝鮮拉致被害者を北朝鮮に帰すことなど断じてしてはなりません。そんなことはわかりきったことであります。どんなひどい目にあわされるかわかったものではありませんし、そもそも彼らのいるべき場所は祖国の日本であります。ここは、家族の訪日を含めて粘り強く交渉することが第一であると考えます。
また、最近露見した北朝鮮による核開発の事実については、もともと信用できない北朝鮮政府が「またもやってくれたか・・・」、ということになってしまいました。しかし、釈明するどころか、北朝鮮の国営放送に例の調子で、「日本の陰謀であり、アメリカの陰謀であり、偉大なる将軍様と共に全力で・・・」とやられると、この国は国際協調する気があるのかと真剣に疑りたくなるところであります。
しかし、核開発が露見したことで、北朝鮮は相当追い詰められてきました。北朝鮮としては核をちらつかせることで、有利な交渉を進めたいハラなのでしょうが、米国はそこまで甘くありません。既に核開発に関する合意事項を踏みにじった北朝鮮にとって今後の展開は大変厳しいものになると思われます。今の米国は核開発についての停止の保証がなければ対話に踏み切らないでしょう。そうなるとわが国の国交正常化交渉にも大きく影響してくることは間違いありません。政府は事実上年内の交渉再開を断念しております。
また、北朝鮮からの脱出者も増えつづけています。今回の秘密裏の核開発に関する情報も脱出組からの漏洩によってもたらされたものであります。最近テレビ等では北朝鮮の食糧事情を映し出す映像等も頻繁に流され始めていますが、ある映像では、街中からちょっと外れた建物の壁に、「われわれは誰のせいでこんな苦境に陥っているのか?それは金正日のせいである」などという落書きも相当ありました。大分北朝鮮の国家体制は動揺してきているようであります。
要は、北朝鮮は日本を頼ってこざるを得ません。日本とのルートは北朝鮮に残された最後の命綱になりつつあります。総理側近の話でも、「会った感覚からしても、金正日総書記は意外に理性的な判断のできる人物」としているくらいですから、金総書記も「自己権力にとっての死」を意味する「暴走」の可能性は低く、むしろ日本との国交正常化前進こそに自国の活路を見出すことにならざるを得ないでしょう。後は日本ペースで交渉を進めていければよいのです。
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戻られた5人への国の支援策は着々と進んでいますが、横田めぐみさんを始めとして依然として生死がはっきりしない方々も大勢おられます。政府高官から私が聞いた話では、拉致被害者の総数は70〜80名にものぼるという話です。何とかして、彼らの消息をつかまねばなりません。我々は、あらゆる外交努力を惜しむべきではありません。
今、交渉の相手はいろいろな意味で包囲されつつあります。日本に有利な情勢であることは間違いありません。今後、わが国は北朝鮮との粘り強い交渉の中で、米国や韓国とも十分協議しつつ、毅然とした態度で外交交渉に臨んでいくべきであると私は考えております。
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